平和の棚の会 ~争いと差別のない暮らしへ~

2008年12月に20社の出版社で設立した「平和の棚の会」のブログです

安全保障関連法案の強行採決に強く抗議する平和の棚の会の声明

安全保障関連法案の強行採決に強く抗議する平和の棚の会の声明


自民党公明党などは内外市民の多くの反対の声を押し切って、9月17日に参議院特別委員会で、そして19日未明に参議院本会議で、安全保障関連法案を強行採決しました。これは暴挙というほかありません。
この強行採決には二つの大きな問題があります。一つは、法案の内容です。憲法の前文と9条の精神をふみにじり、海外での武力行使を可能にするとともに、米国主導の戦闘行為に自衛隊が加担する結果を招き、平和学で確立している積極的平和の概念(命が脅かされず、人種や性別で差別されず、持続可能な環境と暮らしが保障されること)を無視しているからです。もう一つは、立憲主義を放棄して法の支配を根幹から揺るがすうえに、国会内外のたくさんの批判に応えようとせず、民主主義を著しく軽視しているからです。
積極的平和の概念に則って選書し、書店に常設する「平和の棚」の設置やフェアの働きかけを行っている私たち平和の棚の会は、この強行採決に強く抗議するとともに、採決の無効を訴えます。

2015年9月20日

平和の棚の会一同
あけび書房、大月書店、凱風社、学習の友社、花伝社、かもがわ出版、金曜日、現代書館、現代人文社、合同出版、高文研、コモンズ、彩流社、新泉社、新日本出版社、新評論、同時代社、七つ森書館